五月女 圭一の走り方

ブログ

2つの店舗のタイプ

コメントトラックバック

Date  2012/11/1 Category  五月女圭一

・トップダウン型=企業やグループが主導的に進化する。
・ボトムアップ型=市場に合わせて店舗主導で進化する。

リーダーシップの強い大企業のチェーン店舗に見られるように
トップダウン型はビジネスモデル自体のイノベーションをはかりスケールメリットで押し切る。
よってコンセプトから細部にいたるまで会社主導であることが多い。(プロダクトアウト)
スタッフはプロダクトアウトの販売業務を担当することになる。
顧客からの依頼に答えられる(マーケットアウト)仕組みが整っていればいい

一方
中小企業で見られるボトムアップ型は市場の最小単位である個人一人一人の依頼によって
商品やサービスあるいは店舗・企業をタイムリーにイノベーションすることができる。
よってコンセプトを明確にクリアにするのも店舗スタッフ自身であることが望ましい。
より顧客に近いスタッフが起こすイノベーションは顧客へのフィットを促進する。

どちらがいいというよりかは組み合わせとバランスが大切かなと

2012
11/1
15:08

うえ さんからのコメント

おっしゃる通りバランスが重要。最近の組織論としては実は両者を合わせたタイプが成長期の企業の理想とされています(例えば成長期だったインテルなど)。具体的には、社内に活発な意見が生まれそれを実施しよういこうとする雰囲気を作る(eco-systemと言っています)。その際にマネジメントはNoを絶対に言ってはいけない。計数も求めてはいけない。その上で、ある程度、形作られた方策をトップダウンで一気に実施(具体的には人的、物的資源をすみやかにシフトする)することが成長の鍵とされています。

コメントをどうぞ

ブログ
カテゴリ
アーカイブ
検索
コラム

COPYRIGHT(C)2010 Gate Inc. All Rights Reserved.

利用規約 | プライバシーポリシー

Design by TUNA