今年に入って、ほぼ毎日のように、会社経営に関する相談を受ける。
むろん経営不振、店舗の業績不振についてであることがほとんど。
そもそも私に「会社」の「経営」を聞く段階でおかしい。
皆がやっているような会社も経営も私はしていない。
相談する人を考えたほうが良い・・・
それはさておき・・・
よく考えてほしい。
当の社長や経営者がどうしていいかわからない段階で詰んでいる。
そもそも相談しようと思っている段階でまだできると思っている。
わからないのに継続して状況が悪化していることがほとんど。
起業される方は、勝利のストーリーのみ描いている。
ところが出だしから想定したシナリオから外れる。
道から外れて、道に迷っているのに、迷ったところから考えだす。
状況が良くなることは考えらづらい。
「あそこまで行けば水があるんです!」
たどり着いて水があったためしがない。
すでにシナリオから外れているのだ。
その感覚はあってない。
ちょこっと考え方が変わったらその後困らないことなんて考えづらい。
今そうなっているのは理由がある。
ということで毎回同じ。
勇気を出して、元の地点に戻ったらいかがですか。
と声かけする。
撤退は時により最善の策にもなりえますよ。
後退することは悪いことではない。
短期的には後退したことになるかもしれないが、長い目でみたら、むしろ前進のきっかけになる。
たいした話ではない。
なかちん さんからのコメント
いつも拝読し、大変勉強させていただいております。
五月女社長は和製スティーブ・ジョプスのようですね。