企業にとって販売活動とは多大なコストと時間をかけて行うものである。
トップセールスマンなどは販売活動していなくとも抜群の受注数を誇る。
これはなぜか?
マーケティングが進むと販売活動がなくなるからである。
1お店を出店する時
マーケットインかプロダクトアウト
市場に新規で出店するのだから
あくまで企業が売れるだろうという仮説に基づいて行われる。
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2出店後個別のお客様から依頼が発生する
マーケットアウト
依頼が発生することによって販売活動自体がなくても成立する。
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3ゲストからの紹介が発生する
マーケットアウトによって納品した商品やサービスを気に入ったゲストは
その感動を知人に伝達することがある。
もしくは知人からの相談を受けた場合などにお店・スタッフを紹介する。
ゲストからの要望に答えられるスタッフは販売活動なしに顧客数を増やすことができる。
マーケティングとは顧客の視点から見たすべての事業活動であるからこそ
顧客からでてきた要望(ニーズ・シーズ)は目に見えるものもそうでないものも答えなければならない。
さらに3のステージまで進んだスタッフは次のステージに進む。
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4ファン化した顧客へスタッフが提案できるようになる
プロダクトアウト
研究開発、製品開発していた商品・サービスを顧客へ提案できるレベルまでくることがある。
ファン化している方へは信頼関係のもと提案が受け入れられる。
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5ゲストからの紹介が発生する
プロダクトアウトによって販売した商品やサービスを気に入った顧客は
その感動を知人に伝達することがある。
もしくは知人からの相談を受けた場合などにお店・スタッフを紹介する。
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繰り返す
ファン化した顧客はスタッフにとってセールススタッフの機能を持つ。
ファン化した顧客の数が多ければ多いほど対象となるスタッフの販売活動は減少していく。
マーケティングとは販売活動をなくすことである。