「理解している人の方が少ないよね」
クロスの補修をする竹田クロスの若旦那
借りてらした住居やテナントから退去された場合におこなうことになります。
不動産賃貸業をしているとトラブルが起きるとしたら
この「現状回復」の際がほとんどです。
一般的には敷金から原状回復費用を差し引いて
お返しすることになるのですが
原状回復の認識が別々なのでトラブることになります。
経年劣化や自然損耗は家主が負担しますが
故意や過失の破損、汚損などは借主さんが負担するものです。
退出の立会いで見ても気づかないことっては沢山あるものですので
クリーニングなどをしている時に発見し対処することになります。
不動産仲介の業者さんなんかも勉強不足が多いので
借主さんに「きれいに掃除すれば大丈夫ですよー」なんて
安易にいってしまうケースがあります。
言われれば期待しちゃうんですよ。
敷金戻ってくるって。
でも実際には
お子さんが壁に落書きして
それをきれいに掃除したつもりでも
後が残っていたり。
原因のわからない破損箇所があったり。
こちらは借主も家主もなるたけ費用がかからないように
誠実な業者を選別し適正に補修することにして
良く理解していないであろう業者さんを入れないようにしています。
借主さんに不必要な出費から守るのも
大家さんの仕事です。
何かの縁があって
借りていてくださったわけですから
気持ちよく新しい生活へ送り出せたらと思います。